先日、「紙かデータか」なんて話をしていたわたしですが。
昨日、ついに電子書籍との付き合い方がわかったかも?!と思ったので、そのお話です。
全然別の話から入りますが、文字をキーボードで打つのと手書きするのとでは、脳が手先に対して行う指示の数が桁違いだそうです。(という話をYouTubeで観ました。)
言われてみれば、
- 文字を書く場所(レイアウト)を決める
- 文字サイズを調整する
- 筆圧をコントロールする
など、キーボードで打つときにはさほど気にしなくてもいいことがたくさんありそう。
だから、手書きの方が脳に刺激を与えるし、その方が書いた実感や記憶を残しやすいみたいです。
なるほど。
ということは、本を読むことに対しても、同じようなことが言えそうですよね。
- 本の厚みや重みを感じ取る
- 新書の紙の香りを感じる
- めくる紙の柔らかさを感じる
- 紙の擦れる音を感じる
内容をインプットする以外にも、たくさん感じとっている感覚がありました。これらの感覚(刺激)と共に読書をするからこそ、内容がより鮮明に脳に残るのかなと思います。
したがって、「読書は紙で!」という結論に・・・なりかけました。
いやしかし、電子書籍にも一定数の愛好家がいるので、何かあるはず。
電子書籍にも得意なことがあるはずなのです。
そんなことを思いながら、スマホで一冊読んでみました。
実際に読んでみたら、「紙で読んでいる時とは読み方が違うな」と思いました。
電子書籍で読む時、「内容を味わう」よりも「情報を拾い集める」感覚がありました。まるで、調べ物をしている時のような。
それで気づきました。
- 「世界観をじっくり味わう」ときは、現実の書籍
- 「学ぶ、情報収集する」ときは、電子の書籍
この棲み分けがいいのではないか、と。
この感覚で電子書籍のサブスクを使うと、すごい使い勝手がいいんです。
勉強したいテーマの本を選び、大切なところはマーカー機能で印をつけたりメモを取ったりしながら読みます。すると、その本の大切にしたいところが、勝手にリストされていきます。読み終えると、関連書籍をたくさん紹介してくれます。すぐに次に読みたい本が見つかって、移動中や暇なときにすぐ読めます。
びっくりするくらい、「読書」が生活の中に入り込んでくるのです。
これは世界が広がりそう!
ワクワクしながら今日もスマホで電子書籍を開き、病院の待ち時間に1冊読み終えました。
これで電子書籍のサブスクとも仲良くできそうです。